ちょっとタメになる話し
お酒を飲む場合、よくいわれるのが「適量」を無理せず飲むこと。
ただし、この適量がなかなかつかめないのも事実です。
アルコールそのものは、身体にとって有害物質として
肝臓で分解・処理されます。
お酒に強い人、弱い人によって多少の個人差はありますが、
一般的には体重60kgの男性では1時間に7gのアルコールを
肝臓で分解・処理できるとされています。
これを基本に考えると、20gのアルコールを処理するには
約3時間が必要になることになります。
そのため飲み始める時間や、翌日までにアルコールを
完全に処理して肝臓を休めることを考えると、
一日平均で20gの純アルコールの摂取が適量とされています。
なお、主なアルコール類の純アルコール20gの目安は、
ビール中瓶1本、
ウイスキーダブルで60ml、
ワインは200ml、清酒なら0.9合となります。
お酒を飲んでの失敗でもっとも多いのは二日酔いです。
これは適量を超えたアルコールを摂取するため、
肝臓の分解処理が追いつかずに自律神経を刺激し、
頭痛、吐き気などの不快な症状となる結果です。
この二日酔いを防ぐには適量を守ることが大切ですが、
普段から肝機能を強化しておくことが重要です。
具体的には良質のタンパク質をしっかりとること、
そしてタンパク質の吸収を助けるビタミンB6、
肝機能をより高めるタウリンなどを意識的にとるようにしましょう。
また、飲むときも必ずアルコールだけを飲まずに、
食べ物を一緒に食べることで肝臓への負担を軽減することができます。
ただし、アルコール自体高カロリーなので、
食べ過ぎると
肥満など
生活習慣病に
つながる恐れがあるので注意しましょう。
なお、仲間同士で行う「一気のみ」は、二日酔いの原因となる以上に、
急性アルコール中毒の危険性もあるので、絶対にやめましょう。
どんなに注意しても、やはり二日酔いになってしまった…
というときには、二日酔い用の胃腸薬を服用するほか、
果汁
ジュースなどを飲むのが効果的です。
昔から柿がいいといわれますが、
これは柿に含まれるカタラーゼという物質が
残ったアルコールの酸化を活発にするためです。
また、ようかんなどの
和菓子と日本茶、
チョコレートなども効果的です。
特に日本茶は、タンニンが多く含まれているので、おすすめです。
なお、頭痛がする場合、カフェインの含有量の多い
コーヒーなども
効果があります。
食べ物以外では熱い
シャワーを浴びて血行をよくするといいでしょう。
体内のアルコールの分解が活発になり、すっきりします。
なお、迎え酒は単純に中枢神経を一時的に麻痺させるだけで、
気休めにしかなりません。結局症状を長引かせるだけなので避けましょう。